問題
取引1
仕訳
売上 | 10,000 | 売掛金 | 10,000 |
解説
取引2
仕訳
仕入 | 500,000 | 買掛金 | 500,000 |
解説
中古車販売業でない会社が業務用に車を買った場合には
車両運搬具 | 500,000 | 未払金 | 500,000 |
となりますが、問題文より当社は中古車販売業を営んでいるという事なので、この場合、中古車は業務用ではなく販売用、つまり仕入になります。従って後日払いの負債も未払金ではなく買掛金になります。
仕入等売上原価項目の後払いは買掛金、それ以外の後払いは未払金となります。
取引3
仕訳
建物 土地 |
2,040,000 7,140,000 |
普通預金
|
9,180,000
|
解説
取引4
仕訳
旅費交通費 消耗品費 |
10,000 5,000 |
未払金
|
15,000
|
解説
取引5
仕訳
借入金 支払利息 |
94,000 6,000 |
普通預金
|
100,000
|
解説
「元利均等返済」という言葉が登場して「よくわからない」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、元利均等返済の意味が正確にわからなくても、問題文に従って仕訳を切っていけば正解できる内容です。
まず、返済元本は¥94,000と書かれています。借入金の元本返済は負債の減少ですから左側(借方)に借入金勘定が立ちます。右側(貸方)は普通預金の減少ですから、普通預金勘定でまず¥94,000が計上されます。
次に、支払利息の計算方法は問題文に書かれているの通り、
2,000,000 × 3.65%× 30日 / 365日 = 6,000と計算します。
これは利息という費用の増加ですから左側(借方)に支払利息勘定、右側(貸方)が資産の減少ですから普通預金勘定を計上します。
右側(貸方)の普通預金の金額は元本返済額と合計額を一行で示しましょう。
ちなみに、元利均等返済とは毎月支払う返済額が一定となる返済方法です。返済元本と利息額の合計額が一定になるという意味なので、この場合、毎月元金と利息を合わせて¥100,000になる様な返済スケジュールが組まれていることになります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
問題文はやや難しい書かれ方をしていると感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、(繰り返しになりますが、)落ち着いて、今までやってきた勉強で解ける内容だと信じ、例示された使用勘定科目を頼りに確実に解答していきましょう。
お疲れ様でした!
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