日商簿記検定が終わったばかりですよね。

受かっている様な、受かっていない様な、

ビミョーな感じの方、いらっしゃいますよね。

どんどん簿記の上位資格に向けて勉強しても良いところですが、どうもやる気が出ない。。。

なんていう方もいらっしゃると思います。

 

以前、別の投稿で

英語を50時間やるなら簿記を50時間やった方がまとまった成果が得られる

なんて事を言いました。

が、

英語は大事ですよ。

それを否定するつもりは全くありません。

なので、簿記がひと段落した(?)こんなタイミングこそ、英語の勉強もしてみてはいかがでしょうか?

 

日本がゆとり教育をやっている間に全力疾走で勉強をして来た海外の優秀な人たちの力を日本企業も必要としています。

IT分野ではインド、中国、フィリピン、その他国籍を問わずいろんな人が日本人と一緒に働いています。

いろいろなクラウド・ソフトウェアが海外のものだったり、ヘルプデスクが海外にあったり。。。

英語は避けて通れません。

経理システムだって海外のものを使うケースは多いです。

アニメをきっかけに日本が好きになって働きに来る外国の方も沢山います。

 

人口が減る一方の日本が労働力を確保し、経済を維持するために、外国からの就業を積極的に受け入れるのは自然な事ですよね。

 

私も現に外国の方と毎日一緒に仕事しています。

私の英語力は英検2級、TOEIC795点です。

英語を聴き取る力が弱いので、実力はもうちょっと低い気がしています。

以前は会議の時にiPhoneで音声メモを録っていた時期もありました。

でも、聴き直すのにすごく時間がかかるのでやめました。

 

会議の結果大事なことを漏らしていると嫌なので、WrittenベースのConfirmationが重要になって来ます。

 

ちょっとした打ち合わせの内容確認

例えば、仕事で確認したい事があってSteveさんのデスクに行って「あれってこうだっけ?ああだっけ?」と確認したとします。

Steveさんは親切に色々とお話してくれます。

でも私はその分野が苦手だし、あんたのネイティブな英語もワカンナイんだよ!とジリジリしてきます。

で、だいたいはわかったんだけど、これ以上質問すると10倍長い説明が帰って来るから途中でまあいいや、要は答えは「Yes」だよね?って聴きます。

すると「It depends.」(場合による。一概には言えない)とか答えて来ます(沈)

 

そこらあたりから本気で要点の確認をし出します。

Fujii) Sorry, I don’t fully understand, so let me confirm.

「ごめん、ぶっちゃけよく解ってないから確認させて」

とかいうと

Steve) Sure.

と快く聞いてくれます。

で、私は、

Fujii) My understanding is that XXXXX.  Is my understanding correct so far?

と確認します。

XXXXXには自分の理解内容をぶち込みます。

「僕の理解だとXXXXXという事なんだけど、僕の理解、ここまでは合ってる?」

っていう意味です。

Steve) Fo far, yes. Correct.

「ここまではね。うん、正しいよ」

私は続けます。

Fujii) Then, next point is that XXXXX, correct?

「んじゃあさ、次のポイントとしてはXXXXXって事で合ってる?」

みたいな感じで自分のペースで自分の言葉で確認させてもらいます。

 

そして最後に、

Fujii) Ok, I think I understood. But is it ok to confirm the points in written basis?

I will write down these points in email. So please confirm and correct me if I’m wrong.

みたいな感じで会話を終えます。

「オッケー。解った気がする。でも文書で確認させてもらっていい?

Emailで今のポイントまとめるから確認して、もし間違ってたら教えて」

 

でもって自席に戻って今理解したことをEmailに書きます。

From Fujii

To Steve

Re: Confirmation about XXX

(XXXに関する確認)

<Email本文ここから>

Hi Steve,

Thank you for your time and kind explanation about XXX.

(XXXに関してお時間いただき、また親切に説明してくれてありがとう)

Please review my summary below and let me know if my understanding is wrong:

(私の要約をご覧になってもし私の理解が間違っていればおしらせください)

1. XXXXXX

2. XXXXXX

It would be happy if you reply this email by the end of today.

(今日中にこのメールに返信していただければ幸いです)

Thank you again and best regards,

(よろしくお願いします)

Fujii

<Email本文ここまで>

 

こんな風にメールを書いて内容の確認をしておきます。

これがリスニング力不足を補う術のひとつです。

 

わりとちゃんとした会議の議事録

もう一発、一対一ではなく、もう少し人数の多い会議の後に内容を確認しておくためのEmailの例も載せますね。

From Fujii

To 会議の参加者

Re [Meeting Minute] Business case review for New Product Release Project

([議事録]新商品リリースに関する損益見通し)

<Email本文ここから>

Dear all,

(みなさん)

Thank you for your attending todays meeting about the new product related meeting.

(今日の新商品に関する会議にご出席いただきありがとうございました)

Please find below for the meeting minute:

(以下の議事録をご覧ください)

[Minute](議事録)

Date: July 2nd, 2019

Time: 15:00 – 15:30

Venue: Meeting room #201(場所:201会議室)

Attendee(出席者): Michael Hathaway, Keiko Williams, Olivia Turner, Susumu Fujii

Minute taker(議事録): Susumu Fujii

Absentee(欠席者): Sofia Evans

Agenda: Business case review for New Product Release Project

(議題:新商品リリースに関する損益見通し)

Topic 1: Revenue and Expense forecasts

(トピック1:収益と費用の見通し)

-All attendee agreed that the forecasts are reasonable and pragmatic.

(全出席者は見通しが合理的で現実的なものである旨合意した)

Topic 2: Risk premium rate

(トピック2:リスク相当分上乗せ割引率)

-Risk premium rate of 3% was used in the draft version. (Michael)

(3%のリスク相当分上乗せ割引率が草稿版では使われている)

-It seems too low considering historical data. (Olivia)

(過去のデータを考えるとそれは低すぎる様に見える)

-It was agreed that we should apply 5% of risk premium to measure NPV for this business case.

(この損益見通しで正味現在価値を測るのに使用するリスク相当分上乗せ割引率は5%を適用することを合意した)

 

Next Action:(次にやること)

-Michael to revise the business case based on todays discussion (using 5% of Risk Premium Rate) by July 5th.

(マイケルは本日の話し合い(5%を用いるということ)に基づき損益見通しを7月5日までに修正する)

-Fuji to set up the follow up meeting on July 6th.

(藤井は次のミーティングを7月6日にセットする)

 

Please review above and tell me if there is any misunderstanding or unclear points by tomorrow EoB.

(上記をご覧いただき、もし私の理解に齟齬があれば明日の営業時間終了までにおしらせください)

 

Thank you and best regards,

(よろしくお願いします)

Fuji

<Email本文ここまで>

 

私の典型的パターンで皆さんもお使いいただけるパターンはこんな感じかと思います。

拙い英語力ですが、この型をいろいろな場面で使っています。

ワンパターンでも大丈夫です。

拙い英語でも、これでビジネスは動きます。

上記の型・パターンを覚えていただければ、内容を少し置き換えれば色々な場面でお使いいただけると思います。

 

流暢な感じで振る舞う必要は無いと思います。

英語が母国語じゃない人の方が多いので、ネイティヴ風に振る舞うのは意味ないです。

とにかく理解に齟齬が無い様にする事が大事です。

それと、言語にかかわらず、考え方や判断がおかしい時がありますから、そういうところは英語でも日本語でも同じですが、ガッツリ指摘して補正して行きましょう。

 

皆さん、英語も頑張ってくださいね。

50時間や100時間で出る英語勉強の効果は簿記ほど大きくないと思いますが、それこそコツコツと、継続して頑張りましょう。

 

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サポーター講師:藤井すすむ

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