諦めたらそこで試合終了


みなさんこんにちは!

日商簿記試験が終わり、結果発表を待つ間、どのように過ごされているでしょうか?

久々に勉強のスケジュール無しでお気楽モードに過ごされている方も多いですよね(笑)

良いと思いますよ^^

たまにはのんびりしましょうよ。

 

ただ、もし、「今回全然できなかった・・・」と落ち込んでいる方や、「もうやめようか・・・」と考えている方がいらっしゃったらいけないと思いましたので、そんな方向けに改めて簿記資格を勉強することの意味について、改めてキチンとお話しさせていただければと思います。

 

諦めない心が大切です

 

新しいこと、今までやってこなかったこと、不慣れなこと、苦手なことに挑戦するのは誰でも不安がつきまとうものです。

しかし、考えるだけでは何も進まないので、少しずつでも行動を起こし続けることが大切です。

 

簿記3級は経理やそれに関連する業務を行う上で必ず必要になるものです。

高校時代は商業高校ではなく普通科で、大学も商学部・経営学部系ではなく理系や文学部などの場合は簿記をしっかりと学ぶ機会はほとんどないと思います。

しかし、だからといって簿記3級は合格できないという訳ではありません。

まったくの未経験でもキチンと取り組めば合格出来る資格です。

 

社会人で仕事をしながら簿記3級の勉強をするのは大変ですが、合格した後の自分を想像しながら毎日コツコツと歩みを進めていきましょう。

コツコツと勉強をしていればそれが習慣になり、必ず自分の力になります。継続は力なりという言葉がありますが、これは全てのことに当てはまります。

仕事をしながら勉強するのは精神的にもつらいと思います。

モチベーションを維持するのも大変ですが、合格してバリバリ働いている自分を想像して自分を奮い立てるようにしましょう。

 

経理はどの会社にも大抵設置してある部署なので、簿記3級を持っているとそれだけでかなりのアドバンテージになります。

一度取得すればなくなるものでもないので、出産や育児でビジネスの現場を離れたとしても職場復帰できる可能性が高まります。

女性に人気の資格として有名なのはこの点が関係しています。

男性の育児参加も積極的な世の中になってきましたが、現状はまだまだ改善する点が多いです。男性が育児休暇を取得しようとすると上司が嫌な顔をしたり、周りの仲間も良く思わないことが多い様です。

なので日本ではまだまだ女性が育児休暇を取る割合が圧倒的に多いです。

育児休暇では十分な時間が取れないので、完全に離職する女性も多いです。

子どもがある程度の年齢になり、再び仕事を始めようと思ったときに、何か武器があると自分を上手くアピールすることが出来ます。

そこで役に立つのが簿記3級、経理業務経験です。

経理は比較的人手不足になりやすい部署で、中途採用を行っている会社も多いです。

自分を積極的に売り込むときに簿記3級があると自分の役に立ちます。

 

現在事務系の仕事をしているが、経理も担当しているので、より専門的な知識を身につけて経理のプロフェッショナルとして働きたいと考えている方も多いと思います。

経理のプロフェッショナルになれば会社にとって「欠かせない人材」になることも可能です。

自分の価値を高めるために一番確実な方法はスキル、資格を持つことです。

経理で高いスキル、専門的な資格を持っている人は会社にとっても大事な人材なので、給与の面でも優遇されることが多いです。

もしも今の会社が経理を重要視していない場合は、しっかりと評価している会社に転職するというのも一つの手段です。

転職がマイナスイメージになる時代では選択肢には挙がらなかったかもしれませんが、今はキャリアップや給与アップのために転職するのは自然な行動です。

確かなスキルと資格を持っているのであれば、自信を持って転職活動を行うべきです。

あなたを必要としてくれる会社は必ずあるはずです。

 

優秀な経理がいる会社は、健全な経営をしているという判断材料になります。

お金の管理を正確にしていることは信頼につながります。

不正を行うリスクが少ないということは信頼を失うリスクも少ないということになります。

信頼を築くためには非常に長い時間が掛かりますが、失うのは一瞬です。

ドミノをイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。

コツコツとドミノを作っていっても一箇所が倒れてしまえば台無しです。

会社という組織はお金の管理ミスで簡単に崩れてしまいます。

最初は小さなミス、過ちだったとしても、その影響は会社全体にまで及びます。

会社を守る意味でも経理には優秀人材やプロフェッショナル人材を配置するべきです。

 

簿記3級を取得するだけで待遇はガラッと変わることも考えられます。

給与も上がる可能性があるので、一度の挑戦で上手くいかなくても何度も挑戦するべきだと思います。

仕事をしながら勉強するのは大変ですが、空いた時間を上手く活用して少しずつでも勉強を継続しましょう。

諦めなければ必ず合格できるのが簿記3級です。

未経験からのスタートだったとしても諦めては駄目です。

未経験で簿記3級の勉強をしていると、「自分には無理かもしれない」、「学生時代にやっていないから厳しい」と思う瞬間が何度もあるかもしれません。

しかし、その時には「諦めたらそこで試合終了」と自分に言い聞かせましょう。

最初の試験で合格できれば理想的ですが、駄目だったとしても絶対に再チャレンジをするべきです。

1回目よりは2回目の方が簿記に関する理解度が深まっているので学習スピードも上げていくことが出来ます。

分からないところがあれば放っておかずに、分かるまで反復して理解度を深めましょう。

 

関連投稿

簿記学習スターターセット

どんな人が日商簿記3級の勉強をすべきか

簿記を身に付けると人生がどう変わるか

簿記資格の強み・メリット

本屋さんで簿記の本とファイナンス関連本を眺めて思った事(雑記)

簿記を活かすのに必要な能力と2つのツール

就活生に持っていて欲しいビジネス資格3点セット~英語・簿記・IT

経理部だけが経理をやってるわけではないんです

英語を50時間やるなら簿記を50時間やった方がまとまった効果が得られる

経理部に転職する方法と、転職後に求められる思考と行動

LINE登録

QRコード

LINE限定で簿記学習サポート記事をお届けします。

完全無料です。

 

QRコードでLINEの友だちを追加

 

 

スマホのQRコードリーダーで読み取っていただくか、

あるいは

LINEアプリを起動して、

[その他]タブの[友だち追加]でQRコードをスキャンします。

 

LINEで友達に追加後、簿記学習サポート記事をお送りします。

サポート記事の配信はブロックする事でいつでも配信解除できます。

 

サポーター講師:藤井すすむ

@798vhpej

フォローと「いいね!」

メールマガジン登録


あなたの簿記学習をサポートする情報をお届けします。

藤井すすむ 簿記2.0 完全無料メールマガジン

登録はこちら

フォローと「いいね!」



完全無料メールマガジンに登録する

SNSでもご購読できます。

ブログ統計情報

  • 331,003 アクセス

フォローと「いいね!」

最近の投稿: 藤井すすむ 簿記2.0 ~ 藤井すすむ式簿記解説 ~

簿記問題の読み間違い・ケアレスミスへの対策+簿記勉強法

みなさんこんにちは!藤井すすむです。   今回の投稿は   「簿記問題の読み落とし・読み間違い・ケアレスミスへの対策」   についての記事であると同時に   「簿記勉強法・簿記学力向上法」   についてご説明しています。 […]

でんさい とは? 電子記録債権・電子記録債務 簿記での仕訳・勘定科目

電子記録債権(債務)とは、電子債権記録機関(でんさいネット等)の記録原簿に債権(債務)発生の記録を行うことで発生する債権(債務)です。勘定科目や仕訳など、簿記での処理についてご説明します。

クレジット売掛金とクレカ会社への手数料の簿記仕訳をわかりやくすく

クレジット売掛金とクレカ会社への手数料の簿記仕訳をわかりやくすくご説明します。
なぜクレジットカード会社に手数料を支払うのでしょうか?
自分がクレカ決済を導入して何かを販売しする業務に関わっていないと解りにくい場合があるのではないかと思いましたのでまとめました。

私も読者様も3級満点合格!!

「藤井様のブログ、スマホで一問一答を勉強し、無事先月の簿記三級に満点合格出来ました。ありがとうございました」という嬉しい感謝のお言葉をいただきました。私も辛うじて満点合格できました。実際に受けてみて、皆さんと同じ緊張感を感じることができましたし、満点合格したことで簿記のことを伝えていくモチベーションが更に高まりました。

簿記のやりがい〜経理は経営管理の仕事を通じて会社のリーダーとしての役割が期待される

経理は会社のリーダーになれます。
短期的利益だけでなく長期的成長を考える経営マインドを持った経理が会社をリードしたら強いと思います。
簿記を勉強する先の話として、経理の役割、やりがい、オーナーシップ、リーダーシップについて書きました。

簿記資格って必要なの?実務と勉強はちがう?!

これから簿記を勉強しようと思っている簿記初学者や、資格試験を続けることに悩んでいる受験者に向けて「簿記・経理の知識は必要ですよ」というメッセージをまとめました。
1. 簿記3級の資格は仕事には必要か?という素朴な疑問
2. 実務と勉強は違うのか?
3.実務と勉強は違う、でもどっちも必要という事実
についてです。

簿記3級をとって良かった事〜Aさんのケース

経理部で働く20代後半女性Aさんがリアルに感じている「簿記を学んで良かったこと」を正直ベースのコメントでご紹介します。

試験の結果が全てではない理由

簿記の試験が終わり、燃え尽きている方もいるかもしれません。
でもここまで勉強し、試験にまで辿り着けた自分をまずは褒めてあげましょう!
3級の合格に必要な期間は2〜3ヶ月、100時間と言われていますが、
これは初学者の場合です。
2週目は格段に余裕が出てきます。諦めずに続けましょう。

諦めたらそこで試合終了

諦めなければ必ず合格できるのが簿記3級です。未経験からのスタートだったとしても諦めては駄目です。未経験で簿記3級の勉強をしていると、「自分には無理かもしれない」、「学生時代にやっていないから厳しい」と思う瞬間が何度もあるかもしれません。しかし、その時には「諦めたらそこで試合終了」と自分に言い聞かせましょう。

簿記を活かした就職 ~ 事業会社か会計事務所か

経理・会計系の労働市場は人手不足の状況にあるようです。
簿記を活かした就職 には会計事務所や一般企業の経理部など、いろいろな選択肢があります。
その就職先が提供する商品・サービスの価値や給与の額も考えて、色々な可能性を検討してみる事をお勧めします。

コメントをどうぞ

Follow by Email
YouTube
Instagram
にほんブログ村 資格ブログへ にほんブログ村 資格ブログ 簿記検定へ ブログランキング・にほんブログ村へ