今回は日商簿記3級検定試験第148回の第4問を参考にした問題を作成しました。
過去問と全く同じ問題は出ませんが、類似の問題や同じポイントを問う問題は出題される可能性は高いので、しっかり準備をしておきましょう。
とても良い問題です。
目標解答時間は10分です。
さっそく解いてみてください。
問題
池ノ上株式会社は、日々の取引を入金伝票、出金伝票および振替伝票に記入し、これを1日分ずつ集計して仕訳日計表を作成している。
下記に示された池ノ上株式会社の令和元年6月7日の伝票にもとづき、(1)仕訳日計表を作成しなさい。また、(2)出金伝票No.2002および振替伝票No.3002が1つの取引を記録したものだとした場合、この取引で仕入れた商品の金額を求めなさい。
解答用紙
(1) 仕訳日計表
(2) 出金伝票No. 2002およびNo. 3002で記録された取引において仕入れた商品の金額
¥( )
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解答・解説はこちら
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解答
(1) 仕訳日計表
(2) 出金伝票No. 2002およびNo. 3002で記録された取引において仕入れた商品の金額
¥( 60,000 )
解説
「仕訳日計表」って何だっけ?
そう思われた方もいるかもしれません。
「仕訳日計表」は「試算表」です。
1日ごとの合計試算表だと考えて下さい。
ですので、
この問題は「試算表」と「三伝票制」に関する理解を問う基本的な問題なのです。
本問の仕訳とT勘定は以下の通りとなります。
仕訳
T勘定
おわりに
あまり過去問からかけ離れて独自の出題パターンを編み出す事は避けています。
簿記スターターセットと題した説明や練習問題では独自の設定を用いた解説をしています。
しかし、ここでは試験の傾向や出題のパターン、レベル感に慣れて頂きたいので、敢えて過去問に近い形で問題をご用意いたしました。
(やたらと独自路線を走るより、その方が得るものが多いと思っています。)
今回の問題も頻出する試算表や三伝票の問題と大きく変わりません。
基本的な理解を問う良問だと思います。
もし出来なかった箇所がありましたらしっかり復習して頂きたいと思います。
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サポーター講師:藤井すすむ
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