みなさんこんにちは!
さていよいよ試験日が近づいて参りました、
第152回 日商簿記検定試験。
受験票がそろそろお手元に届いている頃かと思います。
さてさて、
残りの日数で何をやればよいのでしょうか?
もしかして、こんなことをし始めていませんか?
- 部屋の大掃除・模様替え
- 古い写真の整理
- ずっとサボっていたギター・ピアノの練習
- いきなり万葉集を読み出す
- 平成ソングのプレイリスト編集
こういったことは、出来れば試験後にやりましょうよ。
あるいは、こんな風にお考えではないでしょうか?
- 今更ジタバタしてもしょうがない
- 今から個別論点のインプットをしても時間ばかりかかって効果が期待できない
- 本気出すの遅すぎた。。。
- 今回は記念受験ということで。。。
今やる事って、「今更やっても報われないんじゃないか?」という気持ちが襲ってきて、「取り組もう!」というフットワークが重くなってしまうんですよね。
すご〜くよ〜くわかります。
でも、結構直前に勉強した事が出たりするケースも多いんですよ。
なんででしょうか???
テキトーに選んだページを勉強したとしても、
その「テキトー」がかなり「適切」な選択だったりするんだと思います。
テキトーに選ぶ時、多分「よく見る論点だけどイマイチ解りきっていない箇所」を自然とピックアップしてるんです。
文字通り、よい意味での「適当」「適切」な選択になっているんですよ。
もちろん、やった所が出ないかもしれませんよ。
でも、
少なくとも簿記頭、簿記脳を良い状態に持っていく効果はあります。
なので、今日から試験前日までにやるべきことは
- 過去問や模試で分量と時間配分に体を慣らしつつ、
- 個別論点もコツコツ吸収し続ける、
という2つです!これを淡々とやり続けましょう!
試験前日
試験前日も、少しでも良いから過去問や模試と個別論点をやっていただきたいと思います。
試験当日の朝
試験当日の朝は、
①試験が始まる前までに必ず簿記に触れて下さい。
朝起きてから家でやっても良いですし、
試験会場に向かう電車の中でテキストやスマホで仕訳一問一答をやっても良いですし、
試験会場近くのカフェでも良いですし、
勉強できそうな雰囲気なら試験会場でも良いと思います。
簿記頭・簿記脳を覚醒させて、ウォーミングアップすることが目的です。
試験開始後に頭脳に良い働きをしてもらうためです。
なので、試験当日は使い慣れたテキストや問題、ノートなどを読むのが良いのではないでしょうか。
それと、
②電卓の小数点や四捨五入の設定等、いつも使い慣れている状態になっているか確認してくださいね。
持ち運んで来た間にズレちゃっていると試験開始後焦りますから。
で、
③電卓をいつものように叩いてみて、
④深呼吸しましょう。
深呼吸は良いですよ。脳に酸素が行き渡ります。
緊張してる自分に焦らないでくださいね。
緊張して当たり前なんですから。
そして、
試験会場で周りの人が言ったりやったりする事によって心が乱されないよう注意して下さいね。
ここ、重要です。
何故か友達と会話してる人がいたりします。
「偶然同じ受験会場になったのかな?」
「それとも同じ会場にしてもらう方法があったのかな?」
なんて気になりますが、
・・・どっちでもイイです。
気にすんのやめましょう。
ところが、
その人達がこんなことを言ったとします。
「今日ぜったい経過勘定出るよね?」
「つうか前受金と仮受金ってさぁ~」
みたいな事です。
・・・穏やかでいられます?
「あれ?前受金?仮受金?あれ?」
みたいになりますよね?
そういうモヤモヤをいっそ楽しみつつ、ババっと、ササっと、その場で復習するか、いっそ聞かない工夫をしましょう。
(一番下に関連投稿のリンクを貼りました。)
あと、「電卓威嚇射撃」にも気をつけてくださいね。
「オレ、電卓左手ブラインドタッチだし」
みたいな空気でガンガン電卓威嚇射撃する人がいるかもしれません。
自分もコッソリ電卓練習しても良いですし、
「やっぱりいたか、威嚇射撃野郎」
と心の中で笑い飛ばしても良いでしょう。
あと、試験開始直後、すんごい音でページをめくったり、
バタバタ動く人がいます。
大きな音を立てて動こうが、普通に動こうが、
出来上がりのスピードはたいして変わりませんから、
動じないで下さいね。
自分の世界や自分のペースをやたら乱されないように心を整えて下さい。
やっぱり深呼吸です。
試験中
試験が始まったら、
⑤落ち着いて問題文を読みましょう。
どこから始めても良いと思います。
もし時間が余った場合は当然見直しをします。
そして、間違いを発見した場合、直すのですが、、、
ここ、要注意です。
とにかく、慌てないでください。
というのも、
最初に書いた答えが正しい場合もあります。
⑥それが本当に間違いか、再確認してください。
その上でそれが直すべき間違いだと確認できたら、慎重に直しましょう。
ある項目を直したら、その項目を含む合計額など、派生する箇所も慎重に直します。
直す過程でのミスというのは案外起きやすいので気をつけてくださいね。
最後にもう一度、
⑦名前の確認や誤字脱字の確認、
⑧勘定科目名が与えられた勘定科目群と異なる科目を使っていないか確認をお願いします。
⑨もし鉛筆で解答用紙に自分用のメモ書きなどをしていたら、それらはキチンと消しましょう。
試験後
お疲れ様でした。
もう後は結果を待つのみ。
⑩ケーキでもラーメンでもステーキでもビールでも、お好きなもので自分にお疲れ様と言ってあげて下さい。
では残りの時間、焦ることなく淡々と、知識の吸収を継続しつつ問題解答のボリュームやスピードに慣れる練習を続けましょう。
練習問題や模擬試験問題で点数が取れなかったら、落ち込まないで、間違った部分を黙々と復習し、インプットして下さい。
途中で辞めないでここまで継続して来たという事実を認めてあげて下さい。
凄いことですよ。
少なくともそこは自分でも自分をしっかり褒めましょう。
ではでは、試験まで、怪我したり風邪をひいたりしないように十分気をつけてお過ごし下さい。
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